Windows Genuine Advantage

MS、ダウンロードセンターでWindowsの海賊版チェック [IDG Japan]

自分のマシンのWindowsソフトが正規のものか海賊版かを確認する方法がある。米MicrosoftのDownload Centerに行くと、チェックしてくれる。

Microsoft海賊版撲滅キャンペーンの一環で行っているとのことだが、どれほどの効果があるのだろうか?自分のOSが正規版か海賊版かは、ほとんどの場合使っている本人が認識していると思われる。なので、今更このプログラムを使って「え、俺のWindowsってパチモンだったの??」という人は皆無ではないか。そして、海賊版と分かったからといって、すぐに正規版を購入しようとする善良なユーザは数少ないような気がする。

とはいうものの、Windows Updateでは既に、Windowsの不正アクティベートに利用されていることが判明している特定のボリュームライセンス鍵をチェックしている。実際にうちの大学のテスト機でSP2の適用を行ってみたところ、ダウンロードは出来るが、インストールの段階でキーの不正利用に関するエラーが出て、処理が停止してしまう。

私見としては、このような対応の方がより効果的だと思う。Microsoftのバグにおびえながらパソコンを使うか、ライセンスを買うかという選択を迫るという、人間心理に訴えかける方法ですな。しかしこの方法だと、Microsoftがどんどんセキュリティホールを作れば作るほど、正規ユーザが増えていくというジレンマに陥りそうだけど(笑)。儲けるために、バグを増産せよ、みたいな。

[参考] Genuine Microsoft Software