初会議

これからの2年間の活動を左右する会議を開いてもらった。

派遣されてから昨日までは、「しばらく学校の様子や現状を観察させて欲しい」ということで、具体的な活動は始めていなかった。その間に、気がついたことなどをまとめていたのだ。

今日の会議は、この2週間で色々考えながら作成した私の個人的な活動プランと、そもそもの配属先のアサインメントとの内容とのすり合わせをし、今後の2年間の私の活動スケジュールを決めようという目的のものである。

結果から言えば、かなりバトルってしまった。この大学にJICAのボランティアがSEとして派遣されるのは私で2代目であり、大学側は良くも悪くもボランティアの扱いになれている。時折、ボランティアを無報酬の労働力と位置付けてあごで使おうとする姿勢も見受けられたので、それらに対する抗議と、私たちの活動目的についての説明をメインに行った。

会議の後半は、私の具体的な活動スケジュールの発表だったのだが、その中の項目に、「違法ソフトの使用禁止」や「コンピュータルームでのゲームの禁止」などをもりこんで、大学側と「戦った」ところ、反発をする先生がいる一方、私の意見に賛成してくれる先生もいた。最後に、「この会議の資料は学長に無修正で提出します」と言ったら、多くの先生がビビッて、「それだけはやめてくれ」と泣きついてきたが、断固として拒否。。。(先生がゲームしている事実は学長は知らない為)。ちょっとハードにはじめすぎたかな?とも思うが、ある程度人間関係が出来上がってしまってからでは言いにくいこともあると思うので、この段階で言いたいことを言っておいてよかったのだと、今では思う。

私が出来るのは、あくまで客観的な視点から見た提案だけである。これを実行するかしないかは、大学側の判断で決めることであり、いざ実行するとなれば、その為にヘルプしますよ、というのが私の姿勢だ。私は決定者ではないので。