初登校

赴任先の大学に挨拶周りに行ってきた。

大学といっても、フィリピンの大学は16歳から20歳までなので、日本のそれと比べると断然若い。学生たちも、日本で言えば高校生と同じ感じで、純粋で明かるい生徒が多かった。

とりあえず、みんなすごくお節介焼きで、どこに行くにも一緒についてきて、あーだこーだと教えてくれる。ひと時も一人になる時間がなかったが、それでも、これだけの人たちに囲まれて過ごせることは、とても幸せなことと思わなければならない。自分の場合は、同じく協力隊の前任者が2年間活動しており、その方の人望が厚かったこともあり、日本人に対してとても良い印象を持っているようである。彼の2年間の活動も、今の私の待遇に影響しているのだろう。

今生徒たちが夢中になっているのは、ダンスの練習である。生徒たちの話によると、8月17日に学科対抗のダンスコンペティションが開催されるらしい。その練習の為に、早朝から夕方までひたすら踊りまくっている。授業はどうなっているのかと思ったが、彼等の熱気に水を差しそうなので、やめておいた。。。しかし、ダンスの方はみんなウマいのなんの!特に腰の使い方がうまく、全体としてはまだまだ完成しているとは言えないものの、個々人のポテンシャルはすごいものを感じた。

8月17日の大会を是非みたいと思ったが、自分はその時ちょうどマニラに戻らなければならないので、参加出来ない。とても残念だが、来年があるさ!