MySQL & PHP セミナー3日目

やっとセミナー終わったー!!

blog-photo-20060322.jpg今日は MySQL & PHP セミナーの最終日。ということで、今回のセミナーの集大成として、少し難しめのアプリケーションを参加者全員に作成してもらった。難しいといっても、この2日間でやったことをちゃんと覚えていれば作れるレベルなので、あとは応用力とセンスの問題だ。

といっても、当然のことながら進捗状況には徐々に差が出てくる。若手バリバリの先生たちは午前中に早々と課題を仕上げてしまうのに対し、お菓子を食べたり世間話をしたりしながらメイキングをしているおばちゃん達は、夕方4時になっても一向に進んでいないという状況に陥る。

午前中で課題を終わらせた先生達はさすがに前向きで、自ら Javascript を使って色々便利機能を仕込んでみたり、DB構造を変更した場合の動作の違いをチェックしてみたりと、つまりは放っておいても勝手に成長してくれる。

しかし、「ながらプログラミング」をしてるおばちゃん達は、俺を呼び出してはソースコードをチェックさせ、その上毎回同じミスを繰り返す。私の対応も、最初こそ「この行がセミコロンでターミネイトしてないよ」と丁寧に助言するのだが、そのうち画面も見に行かずに「セミコロン忘れてない?」と言うようになり、最後には「セミコロン!」と語気を荒げなが叫ぶようになる。さすがに何度も同じミスを繰り返されると質問に答えるのがバカらしくなってくるのだ。

過去数回のセミナーを通して分かったのは「俺は教師に向いてない」という事実。教えるのが下手かどうかは客観的評価なのでなんとも言えないが、自分の性格的に「デキる生徒」には懇切丁寧に対応するが、「ダメな生徒」は容赦なく見放してしまうのだ。

もちろん自分も鬼ではないので、「ダメな生徒」でもやる気があればとことん付き合ってやるのだが、「ながらプログラミング」をしている人間に対してやる気を起こさせるというような精神的なサポートまでは与えられない。

そう考えると、教師って職業もすげーなと思う。知識を移転するだけでなく、相手のやる気や潜在能力を引き出さなくてはならないのだから。改めて尊敬。

しかしまぁ、今回のセミナーは全体的に大きなトラブルもなく、極めて順調に事が進んだように思う。機材も紛失せず火事も起こらず、時間は予定通り?「定刻の30分遅れ」で始まる。

そして今日の夕方も先生たちと軽くマミー (ラーメンみたいなやつ) を食べにいき、早速次のセミナーのリクエストを受けた。お題はズバリ「XML」。やるとしたら5月の終わり頃なので、俺にとっても最後のセミナーになるだろう。なかなか概念的な話が多くなりそうでカリキュラム構成が難しいお題だが、まぁなんとかやってみよう。最後だしね。

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