ハナの誕生日

今日は、お隣さんの娘(ハナ)の誕生日。

彼女は、うちの大学の看護学科に通う学生で、高校時代にはミス・ハイスクールにも選ばれたべっぴんさんだ。個人的にも、俺がフィリピンで出会ったフィリピン人女性の中で、スタイル・容姿・性格という総合評価で余裕でトップに輝くと思われる(あくまで個人的主観)。

今日がハナの誕生日だと教えてくれたのは、職場のカウンターパート。彼との会話は99%が女性の話で、コンピュータの話題は1%くらいしかない。彼はいつも「学校ではどの女が一番いいと思う?」という質問をしてくる。

何度も何度も同じやり取りをしているのだが、彼は飽きずに何回も聞いてくる。私はこの質問をされたときは、いつも無難に「お隣のハナがいい」と答えるようにしている。彼女はフィリピン人も認める美しさで、いわゆる高嶺の花だし、お年頃で彼氏もいるので「彼女が一番かわいい」と言ったところで、変なウワサを立てられずにすむだろうという計算もはたらいての回答なのだ。

そして今朝いつもの時間に職場に行ったら、彼が開口一番に「今日はハナの誕生日らしいぞ!ケーキを買ってもっていけ!そうすれば、ハナはもうお前のものだ!」と意気込んでる。おいおい、朝一からそんなに鼻息荒くして、しょーもないことを熱弁せんでくれたまえ。。。

そして、「俺は彼女を落とすつもりもないし、ただかわいいなーと言っただけだ。テレビのアイドルを見てかわいいと言うのと同じだよ。」と、これまた何度も言った覚えのある回答をしたのだが、今日の彼はノリノリで止まりそうにない。

結局彼の勢いに押されて、ケーキではないが、チョコレートを買って渡すということで折り合いがついた。しかし、俺がわざわざお隣さんの娘の誕生日の為にチョコレートを買って渡しに行くという行為は、ここフィリピンでは致命的なチスミス(噂)の嵐を呼ぶ可能性を秘めている。

あーどーしよー。超めんどくせー・・。(本音)

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