GTD TiddlyWikiによるタスク管理
LifeHacksという言葉を耳にする機会が多くなった。
LifeHacksとは、つまり仕事を要領よくこなす技のことで、要は「仕事術」みたいなものだ。インターネットやデジタル社会の浸透によって、生活はとても便利になったが、その一方大量の情報をさばかなければならなくなったり、仕事の内容も複雑化してきている。そんな現在社会において、ストレス無く仕事をこなす術（知恵）を集めたもの、それがLifeHacksだ。
LifeHacksを実践するツールや方法は山ほどあるのだが、一ヶ月前から私が利用しているのが、TiddlyWikiだ。前々からWikiをタスク管理のツールとして利用している人は沢山いたと思うし、私も自分のサーバにPukiWikiを入れて使ってはいたが、PukiWikiはサーバサイドアプリケーションである以上、「インターネット環境が必須」であり、回線状況によっては「レスポンスが悪くなる」という欠点があった。
それに比べてこのTiddlyWikiは、たった一つのHTMLファイルで出来ており、ローカル環境にそのファイルを保存してブラウザでアクセスするだけで利用出来るという点が優れている。つまりWebサーバもネット環境も必要ないのだ。そして何よりローカルファイルにアクセスするだけなので、レスポンスが非常によい。
TiddlyWikiも色々種類があるのだが、今私が利用しているのがGTD TiddlyWikiだ。これは文字通り、GTD（Getting Things Done）向けにアレンジされたTiddlyWikiで、2カラム構成のシンプルなものになっている。
つい先日まで本家のGTD TiddlyWikiを利用していたのだが、detlogのnaoさんが、schmehというGTD TiddlyWikiを紹介されてて、私も早速試してみた。機能的には本家と同じだが、デザインが全然いいので、こっちに浮気することを決定。
ところでフィリピンに協力隊員として赴いていて、そんなにこなすべき仕事があるのか？と言われれば、答えはNoだ。フィリピンは日本と違ってとてもゆっくり時間が流れている。自分が抱えるタスクも脳みそに記憶しておけるレベルなので、スケジュール帳すらいらないというのが現実。
しかしまぁ、少ない仕事量でも、きちんと管理してスマートに仕事をこなさないと、なんだかしゃんとしないだ。仕事はテキパキ、遊びはパァーっと。何事もメリハリが大切ですな。それに、色々なことをスマートにこなすってのが大好きなので、ライフスタイルの一つとしてLifeHacksを活用してるって感じでしょうか。
デジタル時代の仕事術 - LifeHacks
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s04400.jsp?p=fair01&__m=1
ストレスの無い仕事フローを目指す (前編)：Goodpic
http://www.goodpic.com/mt/archives2/2005/07/post_92.html
時間と仕事の整理術『GTD』がカルト的人気 [HOTWIRED]
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050719202.html
Going My Way: 個人用オーガナイザーとして使えるGTDTiddlyWiki
http://kengo.preston-net.com/archives/001952.shtml#001952
