白線流し

久しぶりに白線流しを一から全て見た。

このドラマが最初に放映されたのは、1995年で私が高校2年生のとき。で、このドラマの主人公たちは当時高校3年生だったので、ちょうど一年先輩の姿を見ているような気分でテレビに釘付けになっていた覚えがある。

テレビの中で繰り広げられる、何気ない高校生活。このドラマをリアルタイムで見ていた当時(高校2年生)は、自分たちも来年は受験かぁ、と切ない気持ちになりつつも、最後の高校生活を謳歌しようとがんばったものだ。

このドラマのいいところは、シリーズ終了後も、1〜2年に一回のペースで2時間スペシャルを組んで、主人公たちのその後を追いかけていることだ。ドラマ終了後の翌年には、「19の春」、そして2年後に「二十歳の風」、さらに「旅立ちの詩」という具合に、「北の国から」化しているのがいい感じ。(「二十五歳」というのがあったらしいが、これはまだ見てない。。。)

社会人1年目のころに、会社の同期と長野にキャンプに行った際、信州大学出身の友達が、白線流しの撮影スポットを案内してくれた。しんちゃんが働いていた交番や、長瀬が住んでいたアパートなど。今思うと、我々のやってたことはとてもミーハーで、「冬のソナタ」のロケ地訪問ツアーに参加しているおばちゃん達と、何等変わりないのだが。。。

で、知っている人も多いと思うが、スペシャルの「旅立ちの詩」の中で、なんと主人公の長瀬智也が、青年海外協力隊員としてスリランカに行くのだ。職種は溶接(そういえば、この間来たフィリピン隊員にも溶接隊員がいたなぁ)。駒ヶ根訓練所の風景や、語学クラスでの自己紹介のシーンなんかを見てると、これまた懐かしくなってしまいます。(ちなみに私は、二本松訓練所でしたが・・)

受験戦争で葛藤し、大学生活で人生の意味を考え、会社に入って社会に揉まれ、一念発起して青年海外協力隊員になる。別に白線流しを追いながら成長しているわけではないんですが、共通項も多いし、同世代の話ということで、今後もシリーズが続いていくことを祈ってます。。。

白線流し
http://www.fujitv.co.jp/hakusen/

,