巨大都市マニラ

久しぶりにマニラに出かけた。

所用があって行ったのだが、午後からは時間があったので、グリーンヒルズという大型ショッピングモールに行ってみた。写真はグリーンヒルズからのビル群の眺めである。このビル群を見ただけでも、マニラって結構都会だなーと思うのだが、本当の中心地はこことは別のマカティというところにある。ここには、もっと多くの、そしてもっと大きなビルが沢山立ち並んでいる。JICAのフィリピンオフィスもマカティにある。

さて、グリーンヒルズだが、まずビックリしたのが、ビアドパパのシュークリームを売っていたこと。売る直前にクリームを詰めるというやり方は日本のそれと同じである。あいにくお腹一杯だったので、味見はしていないが、店の前を通るときに漂う、あの独特の甘さだけはしっかりと嗅いできた。

グリーンヒルズは、外見は大型ショッピングモールという雰囲気なのだが、中に入ってみると、そこは東京のアメ横みたいな雰囲気で、雑貨屋や食べ物屋が雑然とひしめき合っている。人の数もめちゃくちゃ多く、やたらと怪しいフィリピン人に「DVD、DVD」と言われる。どうやら彼らは、海賊版のDVDを売りたいらしい。自分の任地と比べると、やはりマニラは治安が悪い。マニラに勤務する隊員の中には、強盗に入られたとか、窃盗にあったなどという話をよく聞く。それに比べ、自分の任地は、職場のおっちゃんと夜中まで飲んで、12時ごろ家に戻っても全然平気だ。もちろん用心に越したことは無いのだが、狭い町なので、既に大体の人が知り合いになっているから、その点安心だ。

でもまぁ、慣れたころが一番危険なので、常に気を張って過ごすに越したことはないだろう。