さぁ、進もう

クリスマス・キャロルクリスマス・キャロル
チャールズ ディケンズ Charles Dickens 脇 明子

岩波書店 2001-12
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人生の岐路に差し掛かかったとき、「過去」「現在」「未来」の自分についてそれぞれ再検討し、総合的見地から「今」のあり方を考えるという作業をする。そういった意味で今の自分は「クリスマス・キャロル」のスクルージ爺さんと同じ心境だ。しかし、私の前に3人の幽霊が出てきてあれこれとアドバイスをしてくれるということはないので、しばし自分で考える必要がある。

自分はスクルージ爺さんみたいに人に忌み嫌われた人生を送ってきたわけではないので(たぶん)、反省という感情は抱かないのだが、それでも過去の事実に学び、肥やしにする作業は必要だと思われる。

「未来」だけを楽観視してお気楽に構えてはいけない。「過去」における人生の道程を振り返り、「現在」の自分が置かれた状況、立場、時代背景などを考慮し、「今」の時点での最適な解を捜し求める。そんな作業も嫌いではない。

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