Baptismal Ceremony - 洗礼式

今日は同僚の子供の洗礼式に行ってきた。

baptismal国民の8割以上がカトリックであるフィリピンでは、多くの人が小さいときに教会で洗礼を受ける。フィリピンにおけるキリスト教は、マゼランによってセブ島に伝えられ、その後フィリピン全土に広まったといわれる。フィリピンでは、生活の隅々までキリスト教の慣習やお祭りが根付いており、キリスト教なしには語れないといっても過言ではない。

さてさて、写真が今回洗礼を受けた赤ちゃんだ。当然自我が芽生えているはずもないので、今日という日に、自分の身に何が起こったのかなんて知る由も無いだろう。なんだかわからんが、沢山の人に抱きかかえられ、沢山のプレゼントをもらい、祝福されているような感じではあるが、「洗礼」という儀式がどういう意味を持つのかなんて想像もつかないといったところか。

このようにしてフィリピンの子供たちは、小さいときからキリスト教の精神を叩き込まれていくので、大人になっても自分がカトリックであることに対して何の疑いも持たない。私もフィリピンにいると、日本のように多くの国民が無宗教であるということの方が変な気がしてしまうくらいだ。

洗礼式が終わった後は、通常のフェスタや誕生日と同様に、みんなに食事が振舞われる。自分も久しぶりにちゃんとしたものを沢山食べ、そしてウィスキーも沢山のみ、お腹一杯になって帰ってきた。満足満足。

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