ジプニー運賃値上がりします。

Palace agrees to fare hike. But GMA is quiet on repeal of Oil Deregulation Law Transport strike paralyzes parts of Metro Manila [Manila Bulletin]

Malacañang yesterday agreed to the demand of the public transport organizations for another round of fare increase following a strike that paralyzed most of Metro Manila and other key urban centers in the country.
先日、フィリピン全土で行われた交通ストの実施を受けて、大統領府が正式にPCDO-ACTO(フィリピン輸送機関運転者同盟)の要求を受け入れるという決定を下した。とうとうジプニー運賃の値上がりが決定しちゃいました。

記事によると、ジプニーの初乗り料金が、5月には8ペソに引き上げられる見通しとのこと。これって、隊員の生活にも直に影響がある大問題だ。これまで5.5ペソ(マニラ首都圏)だった運賃が、8ペソになるというのは尋常な値上がりではない。

先日、「原油価格の高騰が庶民に与える影響」というエントリーでも触れたが、蚊帳の外で行われているマネーゲームの悪影響を蒙るのは、結局は末端の交通機関に従事する人々やその利用者であって、遠い国の紙の上での出来事が、ここまで一般市民の生活を苦しめるということに、苛立ちすら覚えてしまう。

政府官房長官のエルミタ氏が、

Ermita however appealed to the transport groups for understanding, saying the continuous rise in the prices of oil products is beyond the government’s control since it is dictated by market forces.
と述べているように、現在の石油価格の高騰に対する政府の施策は尽きており、もはや一国の政治力でどうこうなる次元を超えている。こうなってしまっては、PCDO-ACTOの要求を受け入れるほか無かったという政府の方針も、分からなくはないが。

あぁ、なんか日本の消費税がどんどん上がっていくときの気分に似てるなぁ。。。

, ,