Yahoo!がFlickrを買収

Yahoo actually does acquire Flickr [FlickrBlog]

Holy smokes, SOMEBODY out there is bad at keeping secrets!! Yes! We can finally confirm that Yahoo has made a definitive agreement to acquire Flickr and us, Ludicorp. Smack the tattlers and pop the champagne corks!

GoogleによるPicasa買収に続き、Flickrをも米Yahoo!に買収されるとのこと。この手の写真共有サービスは、個人的にはブログにと同じくらい活用させてもらってるので、買収後にサービスがどのように変化していくのかが、非常に気になるところである。

自分がFlickrを好んで利用するのは、その並外れた操作性のよさやデザイン以外に、外国人とのコミュニケーションツールとして使えるという点である。私が個人的にコミュニケーションを取っているのは、フィリピン人はもちろんだが、それ以外だと派遣訓練中のオーストラリア人の語学教師くらいのものである。そんな私でも、Flickrで写真を共有するだけで、アメリカ人やドイツ人、フィンランド人など、実に様々な国の人々と情報交換が出来る。

一つの写真から広がる話題。この手の利用方法を最初に知ったときは、「やられた」という気持ちになったものだ。これまで引き出しの中で埃をかぶっていたような写真でも、ネットで公開するだけで、その写真にまつわる話題がどんどん広がっていく。またtagを用いて、関連する写真や自分が捜し求めている写真も一発で見つけられるというのも、この手のサービスのいいところだろう。

それにしても、最近毎日のように、IT業界における買収・統合のニュースを目にする。先日も、調べ物があって久しぶりに@ITをみてみたら、なんとITmediaと統合しているではないか。ちょっと見ない隙に勝手に統合しやがって(って、別に何の不利益もこうむってないけど)。。。また、今日久しぶりにリクナビネクストのレジュメをブラッシュアップしようと思ってログインしたら、「当サービスはYahoo!Japanと統合しました」って書いてあるじゃないか・・・。なんでもかんでもYahooIDでログインできてしまうのも、変な感じだ。これも「シングルサイオン」の時代が本格化してきたことの表れか?(なんか違う気もするけど・・)

この流れは、数年前に漠然と「IT業界はいずれ淘汰の波にさらされて、企業数からすれば10分の1になるだろう」といわれていたことが、徐々に現実味を帯びてきている証拠かもしれない。

アイディアだけでは金は稼げない。それを活用して冨を生むビジネスモデルを組み込んでこそ、本当のビジネスとなりうる。そんな世の中においては、バイアウト専門のアイディア生産マシーン的な企業も生まれるし、いい飯の種を見つけた大企業は、それらをM&Aしていくことで、もっともっと肥えていく。私には、まるでプランクトンとジンベイザメの関係のように映るのだが、みなさんどう思われますか?

, ,