アメちゃんコミュニティ

自分の前の席に座っている子の机の上に、「アメちゃんBOX」が置いてある。

その子の席を横切る人は、いつも勝手に「アメちゃんBOX」からアメを取っていく。何の許可もなしに。そして本人も、何も文句も言わない。なぜなら、「アメちゃんBOX」はみんなの寄付により成り立っているからである。

いつも気がつくと新しいアメが補給してある。補給しているのは、いつも勝手に「アメちゃんBOX」からアメを取っていく人々だ。

なんだかよくわからんが、いい話のような気がする。助け合い?譲り合い?苦しいときはお互い様?みたいな感じだ。俺も「アメちゃんコミュニティ」に参加している人間の一人として、たまーにアメの補給を行う。先日も、コンビニでおもしろいアメがあったので、早速購入して「アメちゃんBOX」に補給しておいた。けど、これが思わぬブーイングをかった。。。

稲川淳二監修「本当にあった怖い話〜恐怖のキャンディー」。

一つ一つの袋に怖い話が書いてあるのだ。しかも、アメちゃんがありえない色をしている。いかにも「赤色6号」とか使ってそうな感じだ。みんな恐れをなして、手をつけようとしない。なぜなら、「どーせこのアメ食ったら、舌がめっちゃ赤くなったりするんだろ」とか、思っているらしい。そんなことないのに。味は普通なのに。。。