任地を去る日
とうとう明日、任地を離れます。
ということで、今日は配属先の同僚との最後のお別れ会。地元の中華料理屋にて、カウンターパートをはじめ15人ほどの同僚と一緒に最後の晩餐をしてきました。先生の中には、夜間クラスを受け持っている人もいるので、開始時間は夜の8時半からと少し遅め。
また、今回は事前に同僚に頼んで出席者のリストを作っておいてもらいました。というのも、フィリピンでのパーティは、放っておくと勝手に家族や親戚やご近所さんを連れてきて、人数が幾何学的に膨れあがっていくから。。。さすがに無制限に人が来られても困るのでね。そのかいもあってか、人数はほぼ予定通りに収まりました。
いやぁ、それにしても最後ってのはやっぱり感慨深いねぇ。
配属された当初、海賊版ソフトを使ってることに罪悪感を感じていないおばちゃんの先生とガチンコしたのだが、そのおばちゃんとも笑顔でお別れ(というか、1年過ぎたくらいから超仲良し)。
俺が日本人だというだけで、常に山下財宝のありかばかりを聞いてきて、少々ウザイと思っていたおじちゃんとも笑顔でお別れ(というか、1年過ぎたくらいから超仲良し)。
いつもいつもジョークと女の話しかせず、こっちが必死に技術的な話をしようとしてもほとんどスルーだったカウンターパートとも笑顔でお別れ(というか、1年過ぎたくらいから超仲良し)。
何かとぶつかることの多かった同僚達だが、最後はみんな笑顔でお別れ。よく言えば根に持たない。悪く言えば忘れっぽい。そんなフィリピン人の国民性は素敵だね。こっちが体当たりでいってもあとくされないから。
そして何よりも、いつも俺の世話を焼いてくれてたお隣さんのサリーおばさんとも笑顔でお別れ。おなかすいたら飯食わせてくれるし、風邪ひいたら飯食わせてくれるし、おなか一杯でも飯を食わせようとしてくるサリーおばさん。確実に「第二の母」の座をゲットです。明日の朝もサリーおばさんちで食ってから出発だ。
さて、いざマニラだ。さようならありがとう。また会う日まで。
#写真は、地元のラグナ湖にて。ライフルで魚を仕留めるおじさんの風景。