Samakana ラスト公演

人形劇団 Samakana の帰国前ラスト公演に参加してきた。

blog-photo-20060611.jpg場所はルソン島北部の山奥。山の都市と言われるバギオからもさらに車で5時間くらいかかる、正真正銘の山奥です。そこに派遣されてる野菜隊員の呼びかけのもと、遠路はるばる行って参りました。

棚田の絶景を見ながらのドライブはすばらしかったんだけど、なんせ道が最悪。すぐに乗り物酔いをしてしまう私は、景色を見ることよりも気持ち悪くならないようにすることを最優先して、なんとか寝ようとがんばりました(揺れまくりであんまり寝れなかったけど)。

土曜日と日曜日の二回公演を予定していたものの、交通事情の問題で初日の公演は開始時間に間に合わず、あえなくキャンセル。待っててくれた子供たちには本当に申し訳なかったけど、また次の機会を楽しみにしててくれ!(俺は帰国するけど・・・)

日曜日の公演は午後からだったので、午前中は山菜やキノコをとりに行ったり、雄大な自然に囲まれながら大富豪をしたり(なぜトランプ?)、公演に備えて自主練したりと、好き勝手に過ごしました。

そしていざ公演。バランガイの中心にある小学校の講堂で、ほほが赤いのが特徴的な「山っ子」たちを前に、手品や人形劇を一通り披露。娯楽があんまりないであろう土地なので、子供も大人もみんなで楽しんでくれたと思います。もちろん自分らも。

その日の夜は村人達を交えての大宴会。今後しばらく食すこともないだろう犬料理のフルコースをご馳走になったり、酔っ払いの爺さんと肩を抱き合って飲んだりと、なかなか楽しい思いをさせてもらいました。

そんなこんなで、Samakana からも引退。私がメインでやっていた音響も頼れる後任隊員がいるので問題無し。

フィリピン生活2年間の裏協力活動といった感じの Samakana。普段あんまり関わることのないJICA職員やNGOスタッフ、留学生など、沢山の人と知り合いになれました。そして何より、数えきれないほどのフィリピンの子供達と関わりあえて、本当に楽しい時間が過ごせました。

ということで、Salamat po, SAMAKANA。

P.S.
デジカメが壊れたので写真が撮れませんでした。。。痛いなー。
↑の写真は人形劇の舞台裏。(レイテ公演のときのもの。。)

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