夏休みのとある一日

5月も今日で終わり。

相変わらず暑苦しい日が続いているが、ここ数日は夕方になると雨雲がどっと現れてきて、大量の雨を一瞬だけもたらしてくれる。雨が降った直後は体感気温が3度くらい下がり、急激に涼しくなる。その瞬間がなんとも言えず心地よいのだ。

学校は未だに夏休みのため、人っ子一人いない状態だ。そして校庭では、暑さでのびてしまった犬と警備員がごろ寝をしている。両者とも本来学校を守衛することを期待されているわけだが、こんだけのびてたら泥棒も入り放題だ。それ以前に、泥棒も暑すぎて働く気がしないだろうが。

前期セメスターの始まりは連休明けの6月13日とのこと。それまで2週間あるが、各種報告書やら帰国準備やら色々とやることはあるので、夏休み気分に浸ってばかりもいられない。

それにしても一つだけ困った事態が発生。帰国前に提出しなければならないレポートの中に学長のサインが必要なものがあるのだが、どうにもこうにも彼が捕まらないのだ。平常時でさえ捕まえるのが難しいのに、今はよりによって夏休み。秘書も校長も学校にいないから、居所を確かめることすら難しい。

ふぅ。ま、待つしかないべ。毎朝地道に学校に行って、ガードマンに「学長見た?」って聞いて、「来てないよ」っていうお決まりの文句を聞いて、帰りがけにトゥロトゥロ(屋台)でマミー(小さいラーメン)食べて、家で暑さにうなだれながらレポートを書いたりして・・・。まぁ、いつか捕まるべ。

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