帰国時ハンドブック

とうとうきました、「帰国時ハンドブック」。

blog-photo-20060411.jpg我々が任国に赴任する際にもらうのが白い表紙の「隊員ハンドブック」。こちらには「協力隊とはなんぞや」ということから、任国での生活や活動についての全てが書かれた、言わば「協力隊虎の巻」である。

一方、表紙が紫の「帰国時ハンドブック」には、帰国時プログラムの日程や諸手続きについて細々としたことが書かれている。言うなれば、2年間浦島太郎だった隊員が日本社会にちゃんと復帰できるようにサポートする指南書と言ったところか。

まぁ、これを受け取ったということは、「あんたもうすぐ帰国だよ」ということを宣言されたことを意味し、そろそろ日本に馴染む準備をしなさいと言われているようなもの。帰国直前まで活動を中心に突っ走る予定ではあるが、少しづつ準備もしなきゃならない。もう、そういう時期なんです。

これまで帰国していった隊員が言うには、「帰国時ハンドブックが届いてからの3ヶ月が特に早い」とのこと。これまでの1年9ヶ月も十分過ぎるほどトップスピードで過ぎてったのだが、さらに加速するのかと思うと、なんだかそわそわしてしまう。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、あせあせ・・・」と落ち着かない。

とりあえず、やれることは出来るときにやっとこうということで、帰国便の予約や帰国承認願いの提出などを一気に済ませてしまった。7月11日JAL746便、日本14時40分着。ここまで具体的な計画が決まりだすと、帰国についての実感がわきまくってくる。

まぁ、それでも当面は残り3ヶ月の活動に全力を注ごうと思う。その合間を縫って帰国準備をボチボチ組み込んでいけばいいや。これからは一日一日を大切にしていかなければ。。。

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