謹賀新年

あけましておめでとうございます。

2006慌しく12月が過ぎ去り、あっという間に2006年がスタートしました。閲覧者のみなさまのおかげで、このブログもとうとう4年目に突入することができました。年初から感謝の気持ちでいっぱいです。

さて、毎年元旦にはその年の抱負とか目標なんてものを考えたりするんですが、今年は先のエントリーにも書いたとおり「我武者羅」をモットーにして生きていくつもりです。

かといって無計画に突き進もうというのでもありません。大きな青写真は常に心の中で描きながらも、少々の脱線は気にしないで前に進もうといった感じです。軌道修正や目的地変更というような小ざかしいことをやる気がなくなったというか、もっと重心を低くしてゆっくり確実に歩いていってもいいんじゃないかなと思うようになったからなのですが、こういった思考の変遷にはフィリピンでの生活が影響を与えていることは言うまでもありません。

搦め手から論破を謀っても太刀打ちできないフィリピン文化にしばらく身をおいていると、改めて自分の未熟さを実感せずにはいられません。最初は噴飯物だくらいに思っていたフィリピン人の仕事の仕方や生活の仕方も、1年かけてじっくり観察してみることで、意外な奥行きを実感できるようにもなりました。

自分の配属先の大学にも、大器の片鱗をうかがわせるような若い講師や学生がいます。有望な素質や可能性を秘めている若者が近くにいる限り、彼等と一緒に切磋琢磨しながら生きていくのも悪くありません。

これからの半年間、フィリピン人とともに「我武者羅」に生きていこうと思います。