プロジェクトXが放送終了
知らなかった、プロジェクトXが12月で放映終了するなんて・・・。
12月28日の最終回スペシャルでは、中島みゆき本人が出演して「地上の星」を歌うそうだ。なんだか、今から感動の予感（フィリピンからはきっと見れないけど）。
それにしてもなんで終了するんだろ・・・。噂によると、今年の放送で過剰な演出があったことと、昨今のNHKの不祥事続発に伴う構造改革の一環ということだが、どうも納得がいかない。こんなに面白い番組は他にはあまり無いのにな。あぁ、田口トモロヲのあの独特のナレータも聞けなくなるかと思うとなんだか寂しい。けど、なんだかんだで、180回以上も放送してたんだね。
「ツッパリ生徒と泣き虫先生」なんかは、今思えば最高だった。自分がラグビーしてたからってのもあるのだが、スクールウォーズの実写版を見ている気にさせられ、涙無しには語れない。
「あさま山荘 衝撃の鉄球作戦」なんかも、とてもよかった。息を呑む攻防戦がリアルに描かれてたし、佐々淳行のインタビューとかもあって面白かった。この回の放送では最高視聴率20.0%を記録したらしいし。
「日米逆転！コンビニを作った素人たち」なんかは、「やべぇ、日本すげぇじゃん！」と変な感動をした覚えがある。けど、鈴木敏文さんはやっぱりすごいと思うよ。
「謎（なぞ）のマスク 三億円犯人を追え」なんか、番組見終わった後に府中市の事件現場までバイクで行っちゃった記憶あり（←思い立ったら行動せずにはいられない）。
「日本初のハイウエー 勝負は天王山」なんかは、「へぇ、天王山って本当の意味で『天王山』だったんだなぁ」と随分感動した覚えアリ。
とにもかくにも、日本の高度経済成長の影で繰り広げられてきた事件やドラマに焦点をあてて、忠実な取材と番組制作力で、それを後世に語りつないできた功績は大きいと思われる。いやぁ、それにしても何でこの番組が終了する必要があるんだろうか・・・・。確かにヤラセはよくないけどさぁ。ブツブツ。。。
