Star City

フィリピンで初めて遊園地に行ってきた。

starcity場所はマニラ湾に面したロハスブルーバード沿いのStar Cityという遊園地。都市の遊園地ということもあり、営業時間も深夜0時頃までやっている。我々も午後19時頃着いたのだが、夜にもかかわらず多くの入場者でごった返していた。料金も、P200で全ての乗り物が載り放題というお手ごろ価格なので、学生やカップル、家族連れがとても多かった。

雰囲気はと言えば、日本でいうところの地方の遊園地といった感じだろうか。ディズニーランドやUSJほどの完成度には到底至らないが、それでも子供たちは大喜びである。

入場した後にまず乗ったのは、やっぱりジェットコースター。一応1回転するやつだ。しかしこれが、めちゃくちゃ「痛い」。怖さは全然無いのだが、座席が堅いなどの設計上の問題から、降りる頃には背中の皮はむけそうだし、首は鞭打ちになるしで散々な目にあった・・。

そして次にお化け屋敷。これは高校の学園祭のお化け屋敷みたいにかなりアナログな作りで、ある意味面白かった。明らかに人が操作しているのが丸見えで、脅かしどころもバレバレなのだが、取り合えず勢いに押されて驚いてやった。

次に、名前は分からないが、円形の装置に立って乗り、遠心力でグルグル回されるやつを試してみた。大方の予想通り、ぐるんぐるん回されてかなりグロッキーに。その後ベンチでしばし休憩を余儀なくされた。

最後にこの遊園地最大?のアトラクション、その名も「Lion is King」に乗った。お分かりの通り、このアトラクションはDisneyの「Lion King」をパクったものだ。間に「is」を入れたからって、許される問題でもないのだが、この辺の問題をフィリピンで追求し始めたらきりがない。このアトラクションは、船に乗ってLion Kingの世界を旅するというものなのだが、これまたLion達がやる気無さすぎ。船が近づいてきて、我々からモロに見える距離になって、やっとぬいぐるみの頭を装着してダルそうに踊りだすのだ。その踊りも見れたもんじゃない。暑いのは分かるが、もう少しやる気を出せといいたくなる。

しかしまぁ、日本のような完成された遊園地に慣れた我々にとっては、この「手作り」感が逆に面白かった。Disneyをパクリまくるのはやめたほうがいいと思うが。