これから

前期セメスターが始まり、これから何をしようかと模索中。

カウンターパートからは、MySQLPHPを用いたWebアプリケーションの開発手法を教えてくれといわれているが、問題はどんな形で?ってことだ。

夏休みだったら、先生達を一斉に集めてレクチャーが出来たが、授業が始まってしまった今では、先生全員が一同に会せる時間など無い。かといって、一人一人に細切れの時間を使ってやっていたのでは、あまりに非効率だ。

そう考えると、教室型のレクチャーを必要とする活動は、どうしても長期の休みのときにしか出来ない。とすると、セメスター中に出来る活動といえば、ネットワークを組み立てたり、サーバーを立てたり、システム開発をしたりといった、マンパワー的位置づけの活動しかない。

配属当初は、マンパワー的な仕事は一切拒否という意固地な姿勢を貫いていたのだが、最近思うのは、マンパワー的な仕事を断ると、意外にすることが無くなってしまうってことだ。何もしないでボケーっとするよりは、マンパワーであっても何かをするほうが精神衛生上よろしいし、おばちゃん達もいつもより多めのミリエンダを与えてくれる。

「開発」とか「技術移転」とか、そんな難しいことを考える前に、ただ同僚と一緒に同じ目線で仕事をしてみる。それだけでも十分に価値のあるものが見出せると思えるようになってきた。この思考の切り替えが出来るようになるのに、まぁ1年もかかってしまったわけだが、逆に言えば1年かかってそれが分かってよかったじゃないかと思う今日この頃。フィリピンに揉まれて、かなり丸くなりました。はい。