フィリピン独立記念日

1898年、暫定政府の指導者だったエミリオ・アギナルドが、アメリカの支援を得てスペインからの独立を宣言したことにちなむ。
しかし、この時の独立は短命に終わった。フィリピンの独立を支援すると言ったアメリカは、同年にスペインと結んだパリ条約において、2千万ドルでフィリピンの領有権を取得していたのだ(つまり、スペインからフィリピンを買い取ったということ)。この一件が、後の米比戦争の勃発につながっていく。