百条委員会

浜渦副知事の「偽証」認定 都議会百条委 [asahi.com]

東京都議会の都社会福祉事業団の運営をめぐる調査特別委員会(百条委)は12日、浜渦(はまうず)武生副知事が3月の同委員会で証人として話した内容を「偽証」と認定する議決をした。議会側は偽証罪での告発も検討しており、浜渦氏の進退問題に発展する可能性もある。
このたび、1970年以来35年ぶりに東京都議会にて発足した百条委員会による、浜渦副知事に対する偽証認定が話題となっている。

浜渦副知事石原慎太郎知事が国会議員だった時代からの側近だったとのことなので、今後の石原氏の対応が気になるところ。

またついこの間も、長野県の田中知事に対して、公文書を公開しないよう元県幹部に指示したとの疑惑をめぐり百条委員会の設置が検討されていたが、その後のニュースがないところをみると、どうやら見送られた模様。

地方自治体の長として一躍時代の人となった石原・田中両氏。両者が抱える問題は、いつも少なからず似たものが多い気がする。渦中の人の周りには、やはり事件も起きやすい。今後このふたりが政治の表舞台から姿を消すか、はたまた既得権益悪の枢軸を打ち破れるのか。それは両者が、ありとあらゆる「スキャンダル」に引きずり下ろされないようなフットワークを維持できるか否かにかかっていると思われる。

以下、Wikipediaから引用。

百条委員会(ひゃくじょういいんかい)とは、地方自治法第100条に基づき地方議会に設けられた特別委員会のこと。地方公共団体の議会は、当該する普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求する権限を持ち、この権限を議会の百条調査権という。 百条調査権は、必要がある場合には委員会にその委任が認められている。

百条委員会 [Wikipedia]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%9D%A1%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A