死んでもいい―マニラ行きの男たち
正月にドミトリーに行った際、何冊か本を借りてきた。
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フィリピンに魅せられた男たちについての著述は、「へぇ、こういう人たちもいるんだー」くらいにしか感じなかったが、参考になったのは、著者の女性という立場から見た男性行動学と、男たちを魅了し、そして受け入れるフィリピンの土壌についての分析だった。
また、この著書の中でよく出てくるクラブやカラオケが、JICAフィリピン事務所の近くで、自分も存在だけは知っていたので、妙にリアルに状況が思い描けた点も、すらすら読めた所以だろう。