残り3ヶ月

とうとう、うちのリーダに会社を辞めることを告げた。

マネージャには前から言ってたのだが、プロジェクトがこんなに忙しいときにメンバーに変な動揺を与えるのはよくないってことで、口封じをされてたのです。今回、さすがに引継ぎのこともそろそろ考えていかなきゃなんないってことで、リーダーに打ち明ける運びとなりました。

このリーダーがまたいい人で、俺の話をしっかりと真正面から受け止めてくれた上で、最後には涙を流さんばかりの熱い目線で、俺のこれからの人生を励ましてくれました。以下、心に残ったリーダーのことば。

「会社が嫌になって辞めようとしてる奴は意地でも引き止める。けど、夢があって、筋が通ってて、自分で人生を切り開こうとしてる奴に対しては、それを妨害するつもりなど微塵も無い。ただただ今はおめでとう、それだけや。」

俺が辞めたときに、いろんな意味で一番被害を被るのはこのリーダーなのに・・・。なんで「おめでとう」なんて言葉が出てくるの、って感じだった。リーダーの目からは涙こそ出なかったにせよ、涙以上の熱い思いが伝わってきた。いい意味で、俺に新たなプレッシャーが生まれた気がした。前に進むしかない。もう舵は切られたのだから。